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【Pickup】LIQUI MOLY バイクブレーキ&チェーンクリーナー
― ディスクブレーキ用クリーナーとして選ぶ価値がある理由 ―
ディスクブレーキの性能低下やブレーキ鳴きの原因の多くは、ローターやパッドへの油分付着です。
チェーンオイルの飛散、指で触れた皮脂、洗車時に残った洗剤成分など、
これらはアルコール系クリーナーだけでは落とし切れないケースも少なくありません。
LIQUI MOLY(リキモリ) バイクブレーキ&チェーンクリーナーは、
「ディスクブレーキの確実な脱脂」を主目的に設計されたケミカルです。
本製品の立ち位置(重要)
最初に誤解のないよう、製品のポジションを明確にします。
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ブレーキ用:◎(メイン用途)
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チェーン用:△(補助的用途)
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チェーンの徹底洗浄用途:非推奨
この製品が最も力を発揮するのはブレーキ周りの洗浄・脱脂です。
チェーン洗浄力については、専用ディグリーザー(柑橘系・強溶剤系)には明確に劣ります。
「激しく汚れたチェーンもこれ1本で綺麗に洗える」と考えるのは誤解であり、
用途を正しく理解して使うことで、本来の性能を最大限に活かせます。
なぜ“ブレーキ用”として優れているのか
● 油・グリスへの対応力が高い
本製品は石油系などの溶剤ミックス型クリーナーです。
ディスクブレーキクリーナーとして一般的なアルコール系と比べ、
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油分の分解力が高い
-
オイル・グリスが残りにくい
という特性があります。
そのため、
「見た目はきれいだが、ブレーキ鳴きが残る」
といった状態を回避しやすいのが、大きな強みです。
一般的なアルコール系クリーナーとの違い
■ アルコール系ディスクブレーキクリーナー
メリット
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速乾性が高く、軽い汚れの除去に最適
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塗装・樹脂パーツへの安全性が高い
デメリット
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油分の分解力が弱く、油膜が残る場合がある
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パッドに染み込んだ油分までは対応しづらい
■ LIQUI MOLY バイクブレーキ&チェーンクリーナー
メリット
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油分分解力が高く、グリス・皮脂・チェーンオイル飛散に強い
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浸透性が高く、パッドやローターの微細な隙間に蓄積した油分にも効く
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洗浄力が高いにも関わらず、残留成分なし(完全揮発)
デメリット
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超速乾ではない(乾燥時間:約10分推奨)
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分解能力が高いため、塗装面やステッカーへの配慮が必要
こんな時に使うのがおすすめ
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ブレーキ鳴きが出てしまった後のリカバリー
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油分付着による制動力低下の対策
このような局面では、
アルコール系よりもLIQUI MOLYの方が有効です。
洗浄力が高いにも関わらず残留成分がないため、
ブレーキ性能をリセットしたい場面で非常に頼りになります。
チェーン用途について
チェーンクリーナーとしては、
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軽めのオイル汚れ
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表面の汚れ除去
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再注油前の簡易脱脂
といった用途であれば十分に対応可能です。
ただし、内部まで汚れたチェーンの徹底洗浄は専用ディグリーザーを推奨します。
コストパフォーマンスも優秀
400ml入りで税込1,100円という価格設定は非常に良心的。
プロメカニックからホームメカニックまで、
気兼ねなく使えるディスクブレーキ用ケミカルとしておすすめです。
LIQUI MOLY(リキモリ)について
― ドイツの“ワークショップ基準”で作られるケミカルブランド ―

LIQUI MOLY(リキモリ)は、ドイツを代表するケミカルメーカーのひとつです。
一般ユーザー向けブランドというよりも、
自動車・二輪・自転車を扱う「ワークショップ(整備現場)」を主戦場として成長してきたメーカーです。
■ ドイツ品質=「現場で結果を出す」思想
LIQUI MOLYの製品開発思想は非常にシンプルです。
トラブルを確実に解決するためのケミカル
ドイツの整備現場では、
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再作業を避けること
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原因を確実に除去すること
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短時間で確実な結果を出すこと
が強く求められます。
LIQUI MOLYのケミカルは、
こうしたプロのワークショップ基準を前提に設計されています。






