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サポート選手レポート

【海外遠征レポート】CHAOYANGタイヤがサポートしている平林選手からレポートが届きました!

昨年より CHAOYANGタイヤを 使用して好成績を上げて頂いている平林安里選手
八幡浜のレース出場から間を開けずしての海外遠征。 ワールドカップ出場レポートが届きました!

今回は6月11日にスイスのレンツェルハイドで行われたUCIレースの様子です。
「過去に二度走った経験のあるLenzerheideのコースですが、根っこの量が日本のコースと比較にならない程多く、
振動の大きいコースでした。 レースでは1周目の後半で大きく落車してハンドルとサドルを曲げてしまい、
他にも2回の落車があり-3lapでレースを終えました。」
「機材のセッティングについては北米遠征や八幡浜のレースからハイスピードコースを想定して、高めの
サスペンションのエア圧とプロテクション入タイヤ Phantom wet protection 2.2での設定で臨みました。
ワールドカップで無いと分からないことが沢山あり、早速レースで使われたコースで試行錯誤を続けて
行きたいと思っております。」とのこと。 大きなケガでは無い様で良かったです。


平林織部コーチからはセッティングについて多くお話を頂きました。
「先日のレースは、Wetを選択してブロックを噛ませる高めのリアサスエア圧で走ったのですが、
少し ピーキーな挙動を助長させてしまい、いつもは転ばないような場所で転倒を重ねてしまい、
残念ながら 3lapでカットなってしましましたが、スピードの乗せ方などやはりこちらでないと
感じられない感覚を得ています。」
「トップ選手に共通しているのが、路面の凹凸にバイクが引っ掛からずスムーズに音もなく通過
しています。 サスペンションとタイヤの組み合わせ方がとても上手い感じがします。」
「他選手のタイヤ事情について聞くとワールドカップコースはロックセクションが増えてきたので
プロテクション入りタイヤが増えてきているが、プロテクション入りでも靭やかさは欲しいという
ことで120TPI以上のタイヤが求められている様です。」



実は八幡浜の時点でタイヤ供給内容についてご相談を頂いていて
「海外ではプロテクション入り、かつしなやかなケーシングを採用したタイヤを採用する事が多くなってきている との情報から、
今年になって乗り換えた機材で改めてセッティングを詰めています。」
「セッティングを施す中で今年はプロテクション入りも可能性がある。という考察に至ったので野口商会で 販売している、
プロテクション入りのモデルを使わせてもらえないだろうか?」

そんな打診を頂いたことをきっかけに、弊社が市販するプロテクション入りのモデルも供給開始しました。  
というわけで今年の平林選手は、選手供給用のプロテクション無しスペシャルモデル、市販のプロテクション入りモデルを
使い分けてレースに臨んでいます。

【次戦の予定】 次のレースは6月18日 ドイツの国境も近い オーストリア ザルツブルガーラント州 レオガングでのレース
となります。

平林選手からは 「次のワールドカップが行われるオーストリアにも良い練習コースがあり、バイク設定の試行錯誤とトレーニングを
順調に行えております。転倒による機材と身体のダメージも大丈夫でしたので、今週末のレースに向けて頑張って参ります!」

というメッセージも頂きました!皆様の応援よろしくお願い致します!

▼レースの詳細はUCIホームページにてチェック!
https://www.uci.org/competition-details/2023/MTB/68910

▼平林選手が駆るCHAOYANG Phantomシリーズの詳細はこちらから!
http://noguchi1904.blog109.fc2.com/blog-entry-1558.html

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